食品ロスと劇団

こんにちは。
現芸座 座長の海端です。

最近、テレビなどで食品ロスの話を聞く機会が増えてきました。(先日、ニュースの二人という番組でも取り上げられていましたね。)
たぶんに、東京都が食品ロス対策に関わってきたのもあるからだと思います。

先日、食品ロス対策をしている飲食店オーナーの話を聞く機会がありまして、非常に面白い話がありまして、劇団にも通ずるところがあるなと思ったのでここに書いてみることとします。
劇団に繋がるところをピックアップします。

京都にある某飲食店の方のお話です。
最長4時間待ちの行列ができる流行りようらしいのですが、気を付けていることが

(1)在庫管理→1日で全て売り切る量
(2)来客管理→整理券の配布
(3)メニュー構成→選びやすい種類の少なさ
(4)めんどくさくてもやる→料理人のポリシー

です。

これを、劇団に置き換えて考えてみると

(1)自分は何ができるのか棚卸ししよう!
→在庫管理は即ちどんな性質をもった食材がどれだけあるかを管理することですね。それでどんな料理ができるのか決まってきます。もちろんコックの性質もかけ合わさりますね。
劇団になぞらえると料理は作品です。
劇団員は自分が何をできるのかを知るべく紙に書いたり、周りの人とコミュニケーションをとりながら自分自身の能力の発見をするようにしましょう。
私はコックの役割です。上記+α腕を磨いていきます。

(2)自分のサポーターを見つけよう!
→整理券の配布はface to face でやっているみたいです。だからこそキャンセルが少ないそう。
普段から周りの人を大切にしていますか?
連絡をとっていますか?
そういったコミュニケーションでも信頼関係は育まれていきます。

(3)専門性の確立
→メニューが多過ぎて選ぶのに迷った経験はありませんか?人間心理として、選ぶ対象が多いほど選べないという性質があります。
『ジャムの種類の心理実験』の話、聞いたことがある人もいますよね。
劇団も同じだと思います。
私たちは近い将来プロを越えるアマチュアを目指しています。
プロを越えるには、専門性が大切です。
私たちは「科学」に重きをおいて芝居を作っていきます。「リアリティー」の質を高めていくことが私たちの仕事です。

(4)めんどくさくてもやる
→劇団員のポリシー
常に考える、積極的にインプット、アウトプットする。これが現芸座のスローガンです。
稽古の時だけではなく、日常でも心がけていきましょう。
劇団員には、ひとつ自分が続けたいことを続けてもらい、記録してもらいます。
例)筋トレ、資格の勉強、早起きなど
自分がどれだけ成長できたか確認できることはモチベーションに繋がります。

実りある人生に現芸座で彩りを!
劇団員募集しております。

アディオス!


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